こんにちは。とっしゃん23です。
いつも当ブログを読んで頂きありがとうございます。
今日は大阪・天王寺駅から徒歩約10分程に所在する「辻調理師専門学校」へ、ふぐ処理講習会 実技講習に行ってきました。

自身が受講したのは午後の部13時30分から(受付13時00分から)※約3時間予定
予定していた到着時間の約30分前に着いてしまったので、ふぐ処理後に行われる口頭諮問(こうとうしもん)で聞かれるとされる内容を近くの公園で頭に入れ復習しました。(学科講習時に口頭諮問で聞かれる内容を教えてくれます)

※実際に口頭試問が終わった後ですが改めて言えるポイントは
①フグ毒の名前⇨テトロドトキシン
②精巣(白子)・卵巣(まこ)・肝臓の見分け方と特徴(色・表面の状態・断面の状態)
③可食部位と可食出来ない部位ものを覚える
その3点が頭の中に入っていれば口頭試問で合格する事ができるでしょう。
その後、受付時間の13時00分になり受付けに行くと、コロナ対策でアルコール消毒と検温チェックを辻調理師の生徒と思われる方に行われ、ふぐ代金の¥5500(税込)を支払います。

その後エレベーターに乗り4階へ到着すると白衣に着替える更衣室に入り着替えます。

着替え終えると、手荷物を持って案内人の指示により調理場へ到着すると、まな板が並べられているので、私の場合3名1グループの好きなところへ行けました。
早速、ふぐを流水とたわしで水洗いするように指示があります。
洗い終えるとお手本のふぐ処理方法を講師の方が説明付きで見せてくれますので手順などよく見て覚えましょう。
お手本のふぐ処理が終わった後、自身の持ち場へ戻り直ぐにふぐ処理を開始。
数分前のお手本を思い出しながら捌いていきますが、触るのが初めてなので中々うまく捌けませんでした。
同じグループの1名の方は普段からふぐ処理の実務作業に従事しているのでしょうか、とにかく手際が良く早い。
焦りが出ますが、グループを担当する先生は優しく丁寧に教えてくれるので、時間は掛かりますが心配要りません。

なんとかふぐ処理を終えて捌いたふぐと受講票を手に持ち口頭諮問担当の講師のところへ持って行き、いよいよ口頭試問開始。
実際に聞かれた内容は
①ふぐ毒の名前は?
②一皿の上に並べられた精巣・卵巣・肝臓の特徴を聞かれました。
③捌いたふぐの目玉(可食出来ない部位)は綺麗に神経まで洗い流せて取れているのか?を聞れました。
その後、実技講習の合格のはんこを貰い、調理場を後にします。先ほど着替えた更衣室で白衣を脱ぎ、更衣室横の修了証交付会場室へ移動します。
修了証に記載された自身の生年月日などを確認した後、認印を押し修了証を貰います。

無事に修了書を貰う事が出来ました。
ふぐを捌いたことのない方でも、大阪ならほぼ100%ふぐ処理登録者になれると感じました。ですが、ふぐはテトロドトキシンという青酸カリの1,000倍の毒量を持ち人命を簡単に奪う危険な魚なので「ふぐ処理登録者」という自覚を持って、これからふぐを捌いていきたいと考えています。

これから大阪でふぐ処理登録者になろうと考えてる方の参考になればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた明日もよろしくお願いします。
コメント